理事長・院長挨拶

理事長挨拶


医療法人北仁会は昭和4年に故石橋猛雄が小樽市花園町に開院した「壽生堂」をそのルーツとしております。当時北海道には精神科医療を行う施設はその1年前に北海道大学で内村祐之教授が主宰する精神神経医学教室しか存在しませんでした。したがって壽生堂の守備範囲は北海道全域に及んだと聞いています。そして北仁会は、社会のありようが変わり精神障害に対する多くの治療技法を蓄積してきたその後90年の歴史の中で一貫として心に傷を持つ人に寄り添うことを第1義としてきました。創始者石橋猛雄はその後日本精神科病院協会初代会長を務め日本の精神医療の先達の一人として名を残しています。

現在、医療法人北仁会はその治療拠点としての精神科病院を小樽(いしばし病院)と札幌(旭山病院)に展開し、精神科医療サービス、ニードの多様化に応えるべくクリニック(幹メンタルクリニック)作業所(ぷらっとカフェ)訪問看護ステーション(結)等と機能分担し、「精神医療を必要とする人が、より健康に人とつながり社会に参加できるようになることの支援」を続けています。

今北仁会がこのような活動を続けていれるのは、志を同じくする多くの職員の存在あったからこそですが、法人内外の多くの人たちのご指導ご鞭撻をいただいてきたからと深く感謝申し上げます。これからも又引き続きご指導いただくことをお願いしご挨拶に代えさせていただきます。

医療法人北仁会 理事長 山家研司




院長挨拶


こんにちは。旭山病院のホームページへようこそ。
当院は旭山記念公園に隣接する緑あふれた環境にある、地下鉄東西線円山駅から車で約8分の絶好のロケーションにあります。

当院は北海道及び札幌市から依存症の治療拠点機関に指定されているように長らく依存症の病院として名を知られてきました。
しかし、実際の診療では例えば認知症の患者様の診断から治療、身体管理まで行っていますし、同様に統合失調症、うつ病、神経症、発達障害など全ての患者様の病状に対応しています。

治療形態も従来からの入院、外来治療に加えて、デイケア、作業所などにも一層の力を注いでいますし、最近では往診にも力を入れてようとしています。

院内での多職種連携はもちろん、院外の介護・福祉の組織、施設などとも協力し診療にあたっています。

時代とともに精神科医療も大きく変わりました。これからもどんどん変わっていくでしょう
旭山病院にとって大切なものは患者様のニーズです。
こんな事に、こんな時つらくて困っている、旭山病院はその解決に向かって努力していきます。
皆様こそが旭山病院を作ってくださるのです。

当院はできる限り皆様のお手伝いをしたいと思っています。
困ったことがあればご連絡ください。
職員一同でお待ちしています。

医療法人北仁会 旭山病院 院長 市来和政